よっしゃあ!と心の中でガッツポーズ。 「で、どこに行くの?」 「えっととりあえず、お昼ご飯を食べに 行きませんか?」 もうとっくにお昼の時間は過ぎていて、 正直腹ペコだ。 先輩もまだお昼を食べていないようで、 快く了承してくれた。 「ふ~、お腹いっぱい!」 それから二時間後。 レストランから出た先輩は、そう言いな がら自分のお腹を擦っていた。 ……そりゃ、あんだけ食べればお腹いっ ぱいになるのも当然。 だって先輩、軽く二人前くらいの量を平 らげたんだもん。