狐を飼ってはみたものの...




確かに何不自由ない生活ではあったけど
王という責任を
異常なまでに感じるお父様が
俺にとにかくきびしかったのは
少しはわかってもらえただろう。

「セツナ。
人の世に行く際の規則を
もう一度言ってみよ。」

「はい。
1、3日以内に主人を決める。
2、自ら王家を名乗ってはいけない。
3、1年たったらすぐに妖の世に戻ること。
4、主人以外の人間に妖だとバレないこと。


5、人間に恋をしないこと。」