狐を飼ってはみたものの...





男の子の声
声の感じはセツナよりは年下っぽくて
私と同じくらいな感じの可愛い声


『そいつなんかじゃなくて
僕のところにおいでよ。
僕が君を飼ってあげる。
優しくするよ?』


「だれっ!?」

キョロキョロとする私のことを抑えて
セツナが言った。

「どうした?
何か聞こえるのか?」

シンと静かなあたりを見て
ハットする。

「なんでもない。
家に入ろ。」