狐を飼ってはみたものの...





「おい、降りるぞ」

いつの間にやら
またふわりと浮いたかとおもうと
今度はゆっくり玄関に降りた。
やっとお姫様抱っこから開放され
鍵をあけようとしたときだった。


『...ぇ。本...にそい...飼う...?』


「え?セツナなに?」

「俺は何も言ってないぞ?」


『ねぇ。本当にそいつを飼うの?』