狐を飼ってはみたものの...





「よし。お前の世界に入る。
目をつむって口も閉じていろ。
少し速く進む。
狭間に落ちたくなければ、
しっかりつかまっていろよ。」


言われた通り目も口もとじて
しがみつく。

直後、ものすごい風と共に
ゴォォォという音が耳に響く。
風が強すぎて目も開けらない。

「くっ・・・」


どうしたの?
苦しそうな声。
って、この風の中を抜けるんだから
当然と言えば当然かな…