ベッドのそばで泣き崩れた。


「す、ず……なぁ。」

お姉ちゃんの夢は、鈴菜がずっとずっと笑顔でいてくれることだよ。


「お願い、目を覚まして。もう一度、鈴菜の声聞かせて…。笑顔見せて?それさえあれば、私は、わた、しは、、幸せなんだよ。それが、私の夢なんだよ…。」


鈴菜の手を握りながら、叶わぬ願いを祈り続けた。