こうなると行く先は病院しかない。


リスクはある。


もし万が一、後をつけられたりしたらアウト。


自分から仕事を休むことは絶対になかった。


これから先、どれだけ鈴菜の治療費がかかるかなんてわからない。


そして、この仕事をしていられるのも、年齢的にも限界があるだろう。



だから、どんなにずっと側にいたくても土日だけど決め、働き続けてきた。


だけど、こんな理由ではあるけど鈴菜の側にも、聖の側にもいられる機会にはなった。


でも、芸能レポーターのしつこさを考えると、最後まで安心できない。




どうか見つかりませんように・・・・・。