冬桜 −二度咲くモノ-

なんでだろう。


きっとこの人も、無意識に私の中にある黒い冷たいものを感じたんだと思う。


だから、天使のような心の彼女は、私の心に光を射そうと訪れたのかもしれない。


本当は、聖のこともそうだってわかってるんだ。


聖も、本当に例えが陳腐だけど、天使のような子だと思う。



だけどね、どう接したらいいかなんて、私にはわからないんだよ・・・。