「6月は私の誕生日の月なんですけど、亡くなった彼との結婚の予定も6月だったんです。
だから、最初6月に式を挙げようって言われた時、迷いました。」
と照れた笑顔を見せた。
そりゃ迷うよね。
同じ月って複雑すぎるでしょ?
「でもね、あの時に止まった時間を前に進めよう。悲しかった思い出に、一つ一つ幸せを積み重ねていこうって言ってくれたんです。
彼が亡くなって以来、毎年亡くなった日だけじゃなく6月も辛かったんです。
そんなこと話してもいないのに、和馬くんはわかってくれてました。
だから、6月をちゃんとスタートするために、結婚式を人前式にして今日という日を選んだんです。
だから、今日、この日に蘭さんに参加してもらえて、しかも私の話しをこんなに聞いてもらって、すごく嬉しいです。ありがとうございます。」
と眩しいくらいの美しい笑顔の加奈子さん。
だから、最初6月に式を挙げようって言われた時、迷いました。」
と照れた笑顔を見せた。
そりゃ迷うよね。
同じ月って複雑すぎるでしょ?
「でもね、あの時に止まった時間を前に進めよう。悲しかった思い出に、一つ一つ幸せを積み重ねていこうって言ってくれたんです。
彼が亡くなって以来、毎年亡くなった日だけじゃなく6月も辛かったんです。
そんなこと話してもいないのに、和馬くんはわかってくれてました。
だから、6月をちゃんとスタートするために、結婚式を人前式にして今日という日を選んだんです。
だから、今日、この日に蘭さんに参加してもらえて、しかも私の話しをこんなに聞いてもらって、すごく嬉しいです。ありがとうございます。」
と眩しいくらいの美しい笑顔の加奈子さん。


