冬桜 −二度咲くモノ-

車で着いた先は、笑えるほどパターン通りのホテルだった。


とりあえず、外でジタバタするのも嫌なので部屋まで行く。


俺様自慢をまず延々聞かされて、俺様と付き合えるのがどんなに光栄かを聞かされた。


イライライライライライライライライライラ・・・・・・・


外見は装飾品だと思ってっている私に、どれだけもてるかを自慢されても意味がない。


自分で贅沢できるほど稼いでる私に、贅沢する素晴らしさを語られても魅力を感じない。
(贅沢なんて興味ないからしないけどね。私のお金の使い道は、みんな知ってるよね。)