「あ!? バカかテメェは!! 明日が来ねぇから、結子とヤりまくれるんだろうが! 一日中ヤってても、同じ日を繰り返すなら、ずっとヤり続けられるんだろ! 最高じゃねぇかよ!! なんなら、お前も一緒に楽しむか?」


私の頬を軽く二度叩いて立ち上がり、笑いながらそう言う袴田に、私は絶望を覚えた。


何それ……そんな事のために、皆の唯一の希望を消し去ろうとしているの?


袴田に頼んだ私がバカだったの?


明日香のために、必死にカラダを探している伊勢の顔を思い出したら……私は、袴田の脚にしがみ付いていた。


「お願い!! それだけはやめて!! 皆、必死に『カラダ探し』を終わらせようとしてるのに、邪魔をしないでよ!!」


「放せコラ!! テメェらが、俺にとっては邪魔なんだよ!!殺すぞ!」


そう言い、私を引きずりながら、私の後方に移動する袴田。


その時だった。