カラダ探し~第ニ夜~

「美雪、何してるの?留美子さんごめんなさい。自転車お願いできますか?」


「え? あ、うん。先に渡ってるね」


留美子に自転車を任せて、横断歩道を半分以上渡った真冬が、心配そうに私の方に引き返してきた。


でも……。


「もう、靴なんか横断歩道を渡っ……」


そこまで言って、パァッと明るくなる真冬の身体。

















次の瞬間真冬は、突然視界の中に入って来た車に弾き飛ばされて……私がいる歩道の延長線上で転がり、そのまま動かなくなったのだ。












何が起こったの?


私が靴を履き替えていて……ふたりに何も言わなかったから、真冬が心配して戻ってきたんだ。


そこに車が突っ込んできて……。


気付いたら、真冬が血を流して倒れている。


「ま、真冬……嘘でしょ?」


荷物をその場に置き、ヨロヨロと真冬に近寄った私は、その場にかがんで体を揺すった。


ぐったりと力なく地面に横たわるその姿を見て、私はやっと状況を理解した。














「い、いやあああああっ!!真冬!!しっかりして!死なないで!!」


頭から血が出てる……どうしよう、止まらないよ。