カラダ探し~第ニ夜~

そう言われると、すれ違う男の人達が私を見ているような気がして……視線が怖い。


「もう……なんで私が。それより真冬は何を買ったの?私のばかりじゃない」


「買ったよ。通学用のローファーを」


「ローファーなんだ……でも、どうして私はミュールなの?スニーカーの方が良いよ……歩きにくいし」


履き慣れていないせいか、足首を時々カクンとひねりそうになる。


「そのコーディネートでスニーカーは合わないって、ミュールが一番合うかなぁと思ってさ。可愛い系で固めてみました」


固めてみましたじゃないよ。


留美子なら、何でも着こなせそうだけど……足が痛いし、私はやっぱりスニーカーで良い。


そう思うものの……皆でこうして遊ぶ事が楽しくて、「カラダ探し」が終わった後に、真冬との関係がこのままなら、また買い物に来るのも良いかもしれない。


ショッピングセンターの中をブラブラと歩いて、19時過ぎまで楽しんだ私達は家に帰る事にした。


お母さんも待ってるだろうし、真冬が私のこの姿を両親に見せたいと言うのだ。


真冬の自転車を取りに駅まで戻り、3人で家に向かって歩いていた。