カラダ探し~第ニ夜~

「ちょ……ちょっと! 真冬も留美子もやめてよね!恥ずかしい……」


なんで私がこんなさらし者みたいになってるんだろう。


でも……なんか変身したみたいで不思議な感覚があって、私の写真だという実感が湧かない。


「お、早いねぇ。もう返信があったよ。『本当に美雪か!?可愛すぎるだろ!』だってさ」


「な、何それ!いったい誰に送ったの!?」


「ふふーん、内緒。美雪の事を大好きなやつだよ。あんたが気付かないから、いつもガッカリしてるやつ」


そんな人いたんだ……たぶん私の知らない人だろうけど、そう言ってもらえるのはうれしかった。


メイクをされて、今の私に似合う服を合わせてみたり、それを買ったり……。


制服を紙袋に押し込んで、結局私はふたりがコーディネートしたヒラヒラの服を着る事になった。


同じ日を繰り返すなら、冬物を買うよりも秋物で十分だという事で。


「想像以上に可愛くなっちゃたね……美雪、気付いてる?男達がチラチラ見てるの」


「美雪は可愛いもんね。お洒落に興味がなかっただけでさ」


私の腕に、真冬が腕をからめてうれしそうに歩く。