カラダ探し~第ニ夜~

「前回『カラダ探し』をさせた犯人が分かっただけだったよ。他にはなーんにも」


「犯人って……でもさ、三神が明日香にした事を、今度は私達が袴田にしようとしてるんだよね……だったら、三神の事を怒れないんじゃないかな……」


しかも、大人数でひとりを棺桶に押し込めようとしている。


結子とつながっていれば、情報も得ているだろうけれど、そうでなければ何も知らない人を力ずくで犠牲にしようとしているのだから。


「うーん……武司を棺桶に入れても、その仕返しがあるかぁ。八代先生みたいに何年もかかってるわけじゃないから、すぐに戻ってくるよね」


そう、私達はそれを考えなければならないのだ。


袴田が私達を選ばないというなら話は別だけど、そんな都合の良い話を考えても仕方がない。


「まだ一週間だもんね……カラダは後ふたつ。『呪い』をどうにかしないと、次は私達の誰かかもしれないもん」


いくら考えても、考えるだけじゃあ出ない答えを探しながら、私達は駅に向かって歩いていた。














「美雪遅い!私の方が時間がかかるはずなのに!」


駅に着くと、すでに真冬が待っていて、少し怒った様子で私を見ていた。