カラダ探し~第ニ夜~

「呪い」を解く方法を考える事は大切だけど、真冬との約束を破るのも嫌だ。


「妹との約束があるんだった……ごめん高広、私行くね!」


「お、おぅ。別に俺に謝らなくてもいいけどよ。武司には気をつけろよ」


「う、うん……気をつけるよ。あ、でも教室までは一緒に戻ろうよ。放課後だしさ……ほら」


「カラダ探し」をさせられているけど、「赤い人」が現れないとも限らない。


その場合、「赤い人」を見て、振り返ったらどうなるのだろう。


美子の「呪い」より、美紀の「呪い」の方が強い気がする。


だったら、「カラダ探し」をさせられている私達の前に「赤い人」は現れないのかな?


「おい、行かねぇのか?」


教室に戻ろうとする高広にうながされて、慌てて後を追う。


駅に電車が着くのが15時50分くらいだから、教室に戻って留美子を連れて、駅に向かったらちょうどくらいだ。


こんな事をしている場合じゃないのは分かっているけど……真冬との買い物が楽しみだったから、私は教室へと急いだ。


教室に戻り、留美子と一緒に学校を出て、駅へと向かう私達。


三神からは結局たいした事はきけなかったようで、私達が知っている事と同じ。