カラダ探し~第ニ夜~

「カラダ探し」が始まる前の私と似ている……いや、友達が多かった明日香が、突然誰からも相手にされなくなった事を考えると、私なんかよりもずっと孤独だったに違いない。


「でも、高広は明日香を覚えていたんだよね? だったら、明日香は救われたんじゃないかな?」


月並みな事しか言えないし、明日香の気持ちも高広の気持ちも私には良く分からない。


そこに恋愛感情が入ってくると、恋愛経験のない私には、それが理解できないから。


「……遥が悪いんじゃねぇ事は分かってんだよ。あの時、一緒にいてやれなかった俺が悪いんだ」


あの時……それは、明日香が棺桶に入れられた時の事なのか、明日香が消えた時の事なのかは分からないけど、高広はずっと自分を責め続けていたのだ。













「明日香……来ねぇな」


フウッとため息を吐き、高広は肩を落としたけれど、思ったよりも大丈夫そうで私は安心した。


「やっぱり『昨日』が変化したから、明日香が来る時間が違うのかな?もう15時半だし……あっ!!」


そうだ、真冬と駅で待ち合わせてたんだ。


留美子の方は話が終わったかな?