もうひとつの理由?

「生徒会のメンバーに会える機会を作る事だ。」

生徒会のメンバーに会える機会を作る事?

『え?』

「なんだ?意味がわからないのか?お前生徒会のメンバー俺以外知らなかっただろ?そういう生徒がいなくなるようにしたんだ。わかったか?」

なるほどね…でも、あたし生徒会が挨拶する時間より前には学園に着いてるからそんなこと知らなかった…。

「まぁお前は知らなかったみたいだがな…。」

『うっ…。』

ジロリと会長に睨まれた…。

「で、今日からだが、お前が生徒会とは知られていない。挨拶はあしたからだ。それと、今日集会で発表するから覚悟しておけ。」

集会で発表…か。もう逃げれない…よね?

『明日からですか…。』

「あぁ…なんだ?文句あるのか?この俺に。」

えぇありますよ…ありますとも…
何であたしが副会長なのか未だにわかんない…。

てまぁ会長に言ってもはぐらかされるんだろーな…。

『いえ、べつにー。』

「なんだ、さっさと言え。」

もー言っても言わなくても文句言われる…。

『はぁ…じゃあなんであたしを副会長にしたんですか?』

「あ?お前が俺にクレープぶちまけたからだろ。ふんっもう忘れたのか。」

あぁそんなこともあったなー…。

『それだけじゃないくせに…ボソっ』

「なんだ?はっきり言え。」

『なんでもないですよーだ。』

もうなんでもいいや…。