はぁー…

また、会長からめいれ…伝言が…

《あした、朝7時に学園に来い。わかったな?さもないと…》

はい、だから只今の時間…

6時半…

だって早く行かなきゃ何言われるかわからないもん…

はぁ…生徒会室に着いちゃった…
まぁ誰もいないよね?
コンコン

「はい…」

えっ?!会長の…声?
もう来てるの?!

『し、失礼します。』

「あぁ…水野か。」

やっぱ会長か…。
どうしてこんなに早く?

『あのー…どうしてあたしは朝早くに呼ばれたんですか?』

「は?お前生徒会が朝に門の前で挨拶してるの知らないのか?」

あーそういえばそんなこともやってたな…。

『でもそれって8時からじゃ…?』

「はぁ…お前何にも知らねーだろ?仕方ねぇから俺が直々に説明してやろうとしてんだよ。」

あたしの…ため?

『あ、ありがとうございます。』

「お前の為ではない…俺が選んだ副会長だ、へまをされては困る。」

あ、そーですか。

そーだとおもいましたよ。ええ。

「まあお前も恥はかきたくないだろ?よく聞け。」

『あーはい。』

「なんだ?その返事は……まぁいい。この学園の生徒会は朝8時に門の前で挨拶することはしっているな?その理由はなんだと思う?」

え?挨拶の理由?

『え?朝から声を出して頭の回転をよくして授業に集中出来るように…とか?』

「ふっ…さすがに俺と同じトップだな…そうだ。だが、もうひとつ…。」

え?もうひとつあるの?!