食堂の裏のベンチ

はぁ着いた!

ってあれ?おらんやん…。

来いってゆったやーん…

すると…

グイッ
ドンッ

『ふぁっ…?!』

「クククッ…なに焦ってんねんブハッ」

『ちょーわーらーいーすーぎー!』

てか今の状況

腕急に後ろから引かれて壁に体押し付けられてます…はい…。
ってこれあの有名な壁ドンってやつやん!!


気づいたとたん急に恥ずかしなってきた…

「ん?どーしたん?顔赤いで?ニヤ」

『なっ…?!べ、別に?』

ニヤニヤしとる…絶対楽しんでる…。

「ふーん…ええんやー彼氏にそんな態度とってもーニヤニヤ」

そう、今あたしを壁ドンしてるんはあたしの彼氏

佐原駿…。

この学校のバスケ部のエースフォアード。
しかもイケメンやし、頭もええ…


それに比べてあたしは…
可愛くもないし勉強もできやんのに…

なぜこんな学校の王子様的存在の駿と付き合っているかと言うと…。

まぁあたし実はバスケ部のマネやったりすんねん…まぁそこでいろいろあって付き合うことになりました!

「おーい…俺放置されてんねんけど?」

『あ、ごめんごめんアハハ』

「お前この状況わかってんの?」

はっ?!

やばい…。これは…