「話したら悪い??」



「ううんっ!」



私たちは全力で否定する。


隣で絢は嬉しくて飛び跳ねるし………………


気持ちはわかるんだろうけど、そんな絢を見て春樹は嫉妬してるみたいだし………………


私たちは何かと忙しい。



「じゃあ、行こっか?」



絢の掛け声に合わせて、



おーっ



と声をあげながら私たちは遊園地へと向かった。


夢徠は流石に声はあげなかったけれど。