ヒールは私の背が低いから必須。 「お、おはよっ」 ドアを開いて、挨拶をする。 いつものように絢と春樹は腕を組んで立っていた。 本当、いつでもバカップルなんだから……… その2人の後ろに、ズボンのポケットに手を入れてだるそうに立っている夢徠。 何も話さないでただ立ってるだけなんだけど………… やっぱりかっこいい。