玲奈が近くにいると落ち着く。 1番後ろの席だから、そんなに目立つわけでもない。 俺にとったら、超ラッキーってわけ。 「夢徠、起きて?」 「ん…………」 いつものように玲奈に起こされる。 「帰るぞー?」 カバンを肩にかけて言う春樹。 もうそんな時間か。 寝てればあっという間に流れる時間。