「お前ら……………………………………。」 呆れたような目で見てくる春樹。 そんな、目で見られても。 「イチャつくのはよそでやってくれる?」 絢までっ!! そんなこと言われても、 「夢徠が離れてくれないんだもん。」 ぴったりと私にくっついて、きつく、でも優しく抱きしめる夢徠の腕はどうやっても離れない。 こうやって、抱きついてくる夢徠は、 まるで子猫のよう。 名前も猫っぽいもん。 そんなこと言ったら、夢徠が不機嫌になっちゃいそうだしね?