「ねぇ、れーなしゃん」 「な、にっ?」 「さっきさ、“寝たくない”って言ったよね?」 へっ? い、言ったかも……だけどっ。 それは……夢徠との生活が終わる明日が来るのが嫌だっただけで…… 「言ったよね?」 「う、うん……」 私がそう答えると、夢徠は妖艷に笑みを浮かべた。 「な、なにっ?」 「今日は寝かせないよ?れーなしゃんっ」 「へっ……ちょっ!」 ちょっぴり乱暴に優しくキスを落とす夢徠はとっても甘くて……