「じょ、冗談?」 「冗談なわけないじゃん……可愛すぎんの」 そう言って、私の首筋に顔を埋める夢徠。 可愛い……? 「……ありえない」 「もう部屋戻ろ」 夢徠は私から離れて、チャックを閉める。 もう戻るの? 「まだ海入ってないよっ」 「はぁ」 大きなため息をつく夢徠。 ……なに? またなんか言ったっけ……