「玲奈っ……玲奈っ」 「……ん?…わっ」 目を開けると、ドアップの絢の顔。 「ほら、教室戻るよー」 私は絢に手を引かれて立ち上がる。 変な体勢で寝ていたせいか、体が痛い…… 「はーい」 それから教室に戻ると…… 「しゃあ!夏休みだぁーっ!」 と言うクラスの男子たちの声。