「うん…………ふぇっ?」



その瞬間、ふわりと宙に浮く私の体。



「ちょ、夢徠??」



「ベッドまで運んであげる」



いやいやいや。


歩けるよっ!!


お姫様だっこなんて、はずかしすぎるよっ! 



「だ、大丈夫だからおろしてっ!」



「いーや」



いやじゃなくてっ!


もーっ。