首にかかる夢徠の吐息。 背中やベッドから伝わる鼓動。 夢徠の腕から伝わる温もり。 「夢徠……?」 呼んでも、もう返事はない。 聞こえるのは、 「スースー」 と言う寝息だけ。 「私も好きだよ、夢徠」 夢徠が隣に居るとすごく落ち着くんだ。 私も眠くなってきちゃった。