頑張って夢徠を離そうとするけれど、私の力じゃ、それすらもできない。 そんな私たちを見て、みんな助けようともしない。 むしろ、面白そうに笑ってる。 もう、助けてよっ。 「玲奈、夢徠の介抱よろしくねーっ」 ちょっと、絢。 よろしくねーって…… みんなが悪いんじゃん。 でも、夢徠をこのままにしておくわけにも行かず…… 「夢徠、寝かせてくる」