俺の言葉を聞いて、笑い出す李徠。 自分が気づいた時にはもう遅い。 玲奈は目を大きく見開いて俺を見ていた。 俺がそんな玲奈に目線を移すと、玲奈は俺からそらしてしまう。 「な、なにっ」 俺はゆっくり玲奈に近づいて、玲奈を抱き起こし、目の前に座った。 どうにでもなれ。