俺がそう言うと、すぐ拗ねてしまう。 お子ちゃまじゃねーか。 「おいで?」 カップを近くのテーブルに置いて、玲奈の手を引く。 「ちょっと!」 そのまま引っ張って、俺の隣に座らせる。 間も開けないで、ぴったりくっつけて。 そうすることで見る見るうちに赤くなる玲奈の頬。 本当、可愛い。 そう思いながら、玲奈のサラサラな髪に触れる。 俺がこうやって玲奈に甘えても、玲奈は何も言わずに許してくれる。 これが日課だからか? 玲奈。