「おまたせ?夢徠はココアでいいんだもんね?」 「うん、ありがとっ。」 玲奈の手からココアの入ったカップを受け取り、一口飲んだ。 「美味しい。」 ココアはやっぱり上手い。 何よりも、玲奈が作ってくれたものは1番。 「本当、夢徠は甘い物好きだよね?子供みたい。」 そう言って、クスッと笑う玲奈。 俺は甘いものが好き。 だけど、 「子供じゃねーよ。オレンジジュースを飲んでる玲奈の方がお子ちゃま。」 「私はお子ちゃまなんかじゃないもん。」