「本当だよ、玲奈。ずっと好きだった……」 私のことが好きだなんて………… 「…私、も……だよっ」 ずっと………… ずっと好きだった。 「わぁっ」 それと同時に、大きな夢徠の腕に包まれる。 「ありがと。ありがとう、玲奈」 お礼を言いたいのは私のほうだよ? 私の目からは、幸せの雫が流れ落ちた。