「うん」 私より1歩先を歩く李徠についていく。 夢徠の部屋も李徠の部屋も拓海くんの部屋も、みんな2階。 階段を上がってすぐが拓海くんの部屋。 次にあるのが李徠。 一番奥が夢徠の部屋。 ちなみにお母さんとお父さんの部屋は1階。 「はい、どうぞ?」 李徠がドアを開けて、私を中に入れる。