「着いたよ、夢徠。」 いつの間にかついたらしい玲奈の家。 まぁ、隣が俺ん家だから、家に帰ってきたも同然だけどな。 「入って?」 ドアを開けて、俺を中へ通す玲奈。 これが、絢と春樹が言っていた“お家デート”の正体。 「お邪魔します。」 靴を脱いで、見慣れた玲奈の家の中へと入る。 幼なじみってこともあって、小さい頃から来てるから家の中はわかってるつもり。