「玲奈っ」 「きゃっ」 いきなり、何っ!? 後ろから巻きつけられる腕。 「早いね、玲奈」 いつの間にか腕は離されて、誰かが私の隣に座る。 「あれ?夢徠、早かったね?」 そう言うと、ふにゃっと笑った。 「違うよ、玲奈」 違う? ってことは……