着替えとその他もろもろが入った、ちょっぴり重たいかばんを持ってリビングへ向かう。 「お邪魔しまーすって、誰もいない……」 がらーんと静まっている夢徠の家のリビング。 余計なものは一切無くて、綺麗に整えられている、リビング。 「……っしょ」 荷物を床に置いて、近くにあるふかふかのソファに座る。 本当に静かだなぁ。