夢徠に呼ばれて、はっとする。 カバンを持ってみんなのあとをついていく。 放課後の学校は、教室に残る生徒の声と、部活の声が響きわたる。 こんな雰囲気も好きだったり。 「もー、玲奈ったら」 「……へっ?」 いつの間にか、前を歩いていた絢が私の隣に来ていた。 しかも、呆れ顔で私の隣を歩いてる。