何もかも、夢徠のせいなんだからっ。 「玲奈、こいつ起こして?何回呼んでも起きねー」 「あ、うん……夢徠、夢徠たらっ」 夢徠のこと起こすのなんて、毎日のことだったのに………… いつもよりドキドキうるさい私の鼓動。 これにはね、この前のキスの他にもう1つ理由があるんだ。 「……んっ……なに」 ……な、何って……