「う、うん、夢見てたんだよきっと!」



これで納得してくれたかわからないけど……


夢とごちゃごちゃになっていてくれてよかった。



「あ、りんごもあるからね?」



「うん、ありがと?」



すりおろしたりんごもおいしそうに食べてくれて……


薬が大っ嫌いな夢徠だけど、なんとか飲んでくれて、


夢徠はそのまま眠ってしまった。


私はその様子を見届けて、自分の家へと戻った。