「あ、今おかゆ作って来るから……待ってて?」 目を覚ましてくれて、ホッとした私は、立ち上がってキッチンへ向かおうとした。 なのに……… 「待って、玲奈……」 夢徠は、私の手首を握って、私を引き止める。 どうしたのかと思えば…… 「れーなしゃん、キスして?」