びっくりして起き上がろうとするけれど、上がらない。 「だめだよ、寝てなきゃ」 そう言って、玲奈は俺を止める。 「まだ熱高いね?」 俺の額に手を当てて確認する玲奈。 「ねぇ……なんでここにれーないるの?」 「覚えてないの?私が来たの」