そういえば…… あの日、私を助けてくれた次の日…… 夢徠…風邪ひいたんだよね? もしかして…… 「あのさ………」 「何、玲奈?」 私の予想が当たっていたとしたら…… 「今日夢徠が休んでる理由って……」 「そう、アイツ熱出したらしーよ?」 「…やっぱり」 あんな雨の中で捜してくれてたんだから…… 私が悪いんだ。