「酔った……かもっ」 あんだけ乗れば酔うもんな。 絢と春樹は遊びに行かせて、俺は玲奈のそばについててやることにした。 俺も疲れてたし…… それに、玲奈をこのまま1人にするのは心配だしな。 「……うぅ…」 「玲奈、大丈夫?」 近くのベンチに腰を掛けて、玲奈の背中をさすってやる。 「…ごめんね、夢徠……」 俺がついてることにか申し訳なさそうに謝ってくる玲奈。 「俺は大丈夫だから。」 別にいいのにな。 俺がいたくてやってんだから。