それから乗り場に行くと、予想通り人がたくさん。


パスポートを用意してくれてた絢には感謝しなきゃな。


おかげで、少し待ったもののすぐに乗ることができた。


それからも俺たちは休む暇もなく、ジェットコースターでもなんでも絶叫マシンを乗り回した。


しばらくして、なんだか玲奈の様子がおかしい。



「どうした、玲奈?」



心配になって、顔を覗き込む。


玲奈の顔はとても青白かった。