莉「そっか。でもこんな顔は失礼だよね。」
と気を取り直して上から降りてきた淹折に
莉「柚俚先輩泣かせたらぶちのめすから。おめでとう、淹折。」
と少し恥ずかしいから冗談ぽく言ってみた
淹「莉緒にぶちのめされるのはごめんだなぁー。色気無いし?」
莉「くたばれ変態。」
淹「男はみんなそーなの。時雨だって狼でしょ?」
莉「そ、それは.......」
淹「きゃー。真っ赤になっちゃって。その顔はあいつだけしか見せちゃダメなの。じゃないと時雨からも殺されるから。」
なんてケラケラ笑いながら彼は言った
そして淹折は電話を始めてやがて出て行った
とにかく今日は衝撃的なことばっか
みんなに彼氏かぁ
なんだろめっちゃ複雑
何でってさ
莉「みんなうちの兄弟じゃん。何で?」
時「知らねぇよ。他の男が弱虫なんじゃない?」
莉「違うよね。叶わないって君たちが思わせてるよね。」
なんて言えば睨まれた
何であたしが......


