その顔を少し後退りすればいつの間にか時雨はあたしのそばに来ていて
時「今夜お嬢様お借りしますね。」
なんて笑顔で言いました
うわ、キザだそして詐欺師だ
マ「あらまー。好きにやっちゃって♡若いっていいわねぇー。」
なんてとんでもないことを言い残しルンルン気分で去ってったママだった
好きにやっちゃって!?
あんた娘を売るのかい?
とんだ親だな
なんてげんなりしていれば
時「っつーことで。行くよ。」
莉「へ?」
時「今の聞いてた?」
莉「今夜でしょ?」
時「もう夕方過ぎたのに?」
なんてため息を吐かれ
なんかあたしが悪いみたいじゃん
それから腕を引かれ部屋に行き適当に服を選ばれ
時「着替えたら下来て。」
と言い残し去ってった
な、何だ何だ?
あっさりし過ぎて鳥肌立つなぁ
普通着替えるの手伝う?とか言い出すのに
なんて思いながら着替えを始めた


