そしてあたしたちのチームの番
そんな中気になったのは莉緒の行動
最近はふわふわしてて心ここに在らずって感じで
何かあったのか気になるけど
何を聞いても上の空で
少しばかり不安だった
そしてあたしにボールが回り岺惟君とパスを回しながらゴールへ
その時何故か莉緒はスッと横に逸れた
それに気を取られあたしは躓き
転けると悟りぎゅっと目を瞑った
ドサァァァァ
とすごい音を立てて倒れる体
ビックリしたけど
痛くはなかった
あれ、地面に当たってない
すると焦った顔で走ってくる莉緒
懸命に心配してくれるけど
亜「大丈夫。平気。それより岺惟くんが.....」


