勘違いされた?
それじゃダメ!
莉「時雨っ!違うの言えないことじゃないの!」
と彼のシャツの裾を引っ張る
時「え?莉緒?」
彼の目は一瞬困惑を見せ
時「どういうこと?」
と優しい目をした
半分安心というような
決して縛りじゃないよ?
だから聞いて?
莉「あの日柚俚先輩と時雨が先に屋上に居て心臓がチクって痛くなって..........けど何の痛みかも分からなくてっ。.................それから柚俚先輩見るたびにモヤモヤしてっ、あたしどうしたらいいか分からなくて。よそよそしくしちゃったのに先輩は普通に話してくれるし。けど、「もういいよ。莉緒。」
と時雨の制する言葉がかかり
時「莉緒の気持ち分かったから。」
と抱き寄せられた
莉「え?気持ち?ん?は?」
時「知りたい?そのモヤモヤの答え。」
といたずらっ子のように笑う彼
知りたいような知りたくないような
でも
莉「知りたい......」
そう答えてた


